大室建築Q&A

Q  一般住宅も扱っているのですか?

A  もちろん取り扱っております。

   社寺建築のイメージが強いことからよく聞かれますが、

   軸組在来工法で大黒柱のある家を中心に様々なプランや

   デザインに対応しております。

Q  単価が高そうなイメージですが

A     社寺建築・宮大工ということから、職人の手間や材料が

      高そうだというイメージだと思いますが、決してその様な事は無く、逆に社寺建築で大量仕入れする事による木材

      (青森ヒバを中心に県産杉等)のコストダウンにより、

      より良い材料を安く手に入れる事が出来ます。

      適材適所の知恵で材の特徴を生かした、適正価格の家造りをしております。

Q  洋風住宅は出来ますか?

A  和風(和風住宅や社寺建築)に特化しているイメージ通り、

   施工事例には無落雪屋根の外観ですが、和式木造の風除室を取り付け、室内も和風のものばかりです。

   しかし、和室以外は明治時代の本格的な洋風建築に通ずるものがあり(建具の意匠、天井の仕上材・見えてくる柱・束の意匠や全体の色等の考慮が必要ですが)木をなるべく多用し露出させ(真壁)腰板を 貼り、天然素材の壁(土壁・漆喰・布)で仕上げております。(予算や用途に応じてビニールクロスも使用致します)

    大壁⇒石膏ボードにビニールクロス=洋風

    真壁⇒柱を見せ、腰板貼り、塗り壁=和風

   と考えると少し違ってきます。もっと簡単に説明すると、柱を見せる=和風、柱を覆う=洋風という考え方ではなく、柱を見せなくても和風にも出来ますし、柱を見せても洋風になるという事です。したがって、何をもって洋風

   なのか、ご自身のお気に入りのデザイン等をお伝え頂け

   れば、外観は基より内装もそれらに対応する事が出来ます。

Q   古民家再生は、新しく建て替えた方が安いと

   聞きますが、本当でしょうか?

A  一概には言えませんが、ほとんどの場合再生した方が安いと考えられます。それも経験や実績、状態にもよると思われますが、材の価値や扱い方を知らない人程建て替えを勧めます(一般住宅の方が簡単ですから)。まず、同等の規模の建物を新築する事と比べると、今までの物件では、68割程度の予算(本体工事)で再生しております。しかし、一部メーカー自体に古民家再生の能力が無く、コマーシャル等の知名度で古民家再生を請け負うものの、下請負に施工させている様な業者・メーカーは、2割以上の粗利益と経費を最初の段階で見込むためその限りではありませんので、要注意です。

    大規模な(50100坪で現在の一般住宅より部材が大きく木をふんだんに使用している)古民家を解体し、新築するという事は、大量の優良な古材(こざい)を無駄にし、新しい

   木材を使う(森林伐採につながります)のは、エコの観点から見ても、もったいないとしか言いようが有りません。

   捨てるのは古材ばかりではなく、代々続いた歴史も同時に捨てる事になります。歴史・部材の古さはお金では買えませんから、古民家にお住まいの方は解体⇒新築より、可能であれば再生をお勧め致します。(建物の状態にもよりますし、再利用も出来ます、予算や維持費を考慮して減築も出来ますのでご一考下さい)

Q   古材(こざい)の再利用は出来ますか?

   また強度は大丈夫ですか?

A  結論から申し上げると、出来ます。

   再生が困難な古民家の、状態の良い梁や柱、その他痛みの少ない部材を 解体時に丁寧にはずし、補修・点検・清掃をし新築に組み入れる事も、普通の新築にインターネットや古材を取り 扱っている材料屋さんから仕入れ、取り付ける事も可能です。

強度に関しても問題有りません。逆に古材の方が強いぐらいです。腐れやひびはきちんと点検しておりますし、

ヤング係数を測定し部材によってはPL法(製造物責任法)を付保しております。

Q   小規模リフォームは行っていますか?

A  はい、取り扱っております。

   ・システムバスの入れ替え

   ・キッチンの取り換え

   ・トイレの水洗化

   ・畳からフロア・縁甲板敷きへ

   ・外壁工事

   ・断熱改修工事

その他、棚を吊ったり、雪囲いをしたりとニーズに応じて対応

しております。リフォーム専門会社の様に、ビフォア・アフターの丁度良い写真が無いので紹介しておりませんが、リフォーム、増改築・介護リフォームも承っております。